ベランダ越しに家の中が見えていたり、洗濯物が見えるのは防犯面も気になるし、あまり快適とは言えません。
そんなときに役立つのが、目隠しです。
今回はベランダに目隠しをすることで得られるメリットや、アイデア、その他に設置の際の注意もご紹介いたします。
ベランダに目隠しをするメリットは
ベランダに目隠しを設置することで、部屋の中を外から見られることを防止することが出来ます。
外から見られるかも、という状況はストレスになってしまったり、落ち着いて住めなかったりして居心地の悪さにもつながります。
また、防犯面でも、外から見られることによって出勤時間帯などが知れてしまったり、この時間帯であれば誰もいない、もしくは子供しかいない、など生活リズムが他人に知られてしまうことを防ぐことで、空き巣対策にもなります。
また、女性の場合であれば洗濯物を見られずに済むというメリットもあり、プライバシーを守るためにも、まずベランダに目隠しをつけたいと思われる方が増えているようです。
ただ、どんな物件でも目隠しを設置できるのではなく、管理規約で不可になっている場合もありますので、まず、目隠しなどの設置は可能なのか管理規約を確認することが大事なポイントになってきます。
また、背の高い目隠しを設置してしまうと外から中の様子が見えないので、仮に内側に侵入されてしまった場合、外から侵入者の存在に気付いてもらえない、などのデメリットはあります。
目隠しを設置することの注意点は
強風で飛ばされてしまうことも
設置した目隠しが、強風で飛ばされてしまう可能性についても考えておきましょう。
飛ばされた目隠しが、住人や通行人に被害を与えてしまった場合は、損害賠償を請求される可能性もあります。風であおられて飛んでしまうような目隠しは選ばない、強風の際は前もって片付けておくなど、安全対策を考慮しておくことが大事です。
風通しにも注意しておこう
目隠しによっては、室内の風通しを妨げてしまうものもあります。
風通しが悪くなると湿気がこもりやすくなり、カビの発生にもつながります。
風通しが悪くならないように、目隠しの設置場所、形状などは考慮しておきましょう。
また、夏場であれば風通しが悪く、湿度や温度が高い場合はエアコンの効きなどが悪くなり、電気代が上がってしまったり、熱中症にもつながる可能性がありますので、暑さ対策に遮光、遮熱カーテンを使ってみたりと風通しには注意しておく他にも、様々なアイテムを利用して快適に過ごしましょう。
ベランダの目隠しアイデア
ベランダの目隠しに使えるアイテムをご紹介します。
カンタンに使えるものから少しばかり手が込んだものなど、オススメのアイデアをご紹介。
カーテン
もっとも手軽にできる目隠しアイテムとして、ポピュラーなのがカーテン。
ご家庭に必ずあるといっても過言ではないほどで、特別、設置のための工事なども必要なく手軽にすることが出来ます。
日中、カーテンを開けておくと中が見えてしまうのでは、と不安な場合は、レースカーテンをつけておくことをオススメします。
ミラーカーテンなども販売されており、光を遮らず、外からは中が見えない施工がされているカーテンもあるので、目隠しに最適です。
すだれ
ホームセンターなどでもよく目にする、すだれ。
夏の季節になると日差しを遮るためにもよくかけられている方も多いと思います。
ベランダの上からつるすことで、お部屋全体を目隠しすることが出来ます。
夏の暑さ対策や日差し対策にも最適なグッズです。
すのこ
こちらもホームセンターで販売されているのをよく見かけるグッズ。
すのこであれば、柵状になっており外からの視線を遮ることが出来ます。
ベランダの柵にしっかりと固定することで、目隠しに利用することが出来ます。
シェード（目隠しシート）
ベランダを目隠し出来る大きなシートで、様々な種類が販売されています。
例えば、木目調であったり、レンガ調であったり、デザインが豊富なのでおしゃれな外観にすることも可能です。
取り付け方法も、ひもで取り付けるだけで設置可能なので賃貸物件でも安心して設置することが出来ます。
ただ、シートの軽さで風に飛ばされないように、しっかり固定することと、強風には注意しましょう。
植物
植物を利用した目隠しも、よく利用されるアイデアです。
適度な高さがあり、手入れの手間があまりかからない常緑低木の鉢を並べてみたり、つる性植物をベランダの柵に這わせて目隠しにするのもオススメ。
ただ、マンションのベランダには防火戸、避難用はしごなどが格納されている場所があり、そこに物を置くことは禁止されているので、場所の確認はしておきましょう。
また、強風で飛ばされてしまう可能性にも注意しなくてはいけません。
台風など強風が吹くことがわかっている場合は、家の中に入れるなどの対策をしましょう。
その他、ウッドフェンスやパネルなど、設置するタイプの柵もありますが、集合住宅では基本的にはＮＧなことが多いので、設置したい、となれば管理規約を確認すること、確認した上で設置可能であれば検討してみる、という手順で進まれることがオススメ。
まとめ
プライバシーの保護や、防犯面などの効果が期待できる目隠し。
様々なアイデアやグッズがあるので、手軽に始められるものを選んでみましょう。
強風対策や、管理規格の確認など必要なものもありますので、そこを確認しながら設置してみてください。
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