現在、JR西日本と大阪メトロによって弁天町駅の改良工事が実施されています。
駅前の風景が工事中のパネルが置かれていたり、自転車置き場が少し変わったなど、少しずつ変わっていってはいるのですが、リニューアルにはまだもう少しお時間がかかりそう。
どんな駅になるのかな? 何が変わるのかなと気になられている方に、今回は弁天町駅のリニューアル工事についてご紹介いたします☆
連絡通路のリニューアル
弁天町駅は、中央線とJR大阪環状線の結束駅。
日頃からJRと中央線の乗り換えをされる方も多く、現在の連絡通路は階段なども多くバリアフリーが行き渡っていない部分もあります。
今回のリニューアル工事で、JR西日本と大阪メトロとの共同事業として、内回りホームから大阪メトロ改札階までを段差なくフラットに乗り換えできる「連絡通路」が新たに整備され、連絡通路と接続する改札も新設される予定です。
これにより、これまで乗り換えに必要だった二度の上下移動が不要になります。
また、大阪環状線の内・外回りホームにホーム柵が整備されることになり、乗換時の安全性の向上が期待されます。
そして、既にある南北改札口の間に新しい駅舎を整備して、二つの改札口を駅舎内に設置。
新駅舎には、エレベーター2基、エスカレーター4基の昇降設備のほか、バリアフリートイレ2か所も設置され、既存施設の老朽化やバリアフリー面での課題解消も実現するとのこと。
ちなみに、万博改札期間中は改札口が更に増えて5か所になるそうです。
連絡通路に新駅舎、近隣施設の大阪ベイタワーの歩行者通路を利用してのメトロ西口改札に通じる導線も活用されて、乗換誘致が行われる予定だそうです。
万博終了後は、大阪環状線の改札機能は新駅舎に集約されて、既存の南北改札口は閉鎖される予定らしいです。
大阪メトロの方は、東改札口から夢洲方面の上り線ホームにアクセスできる階段を増設し、乗り換え混雑の緩和を図る予定とのこと。
中央線に新型車両の増備などを行い、1時間あたりの最大運転本数を16本から24本に増やし、ピーク運行時間を拡大することで輸送力を増強することも予定されています。
なんと2025年日本国際博覧会協会がまとめた万博来場や輸送のアクションプランでは、来場者の55%にあたる約12万6千人が中央線を利用すると想定されているので、輸送力の増強などの取り組みは必須のようです。
期間はどれくらい?
本格着工は2023年の夏頃から2025年春までの完成を予定しています。
2025年の万博にあわせてのリニューアルとなるようなので、万博が始まる頃には新しい駅舎のある風景となる予定ですので、今から楽しみですね。
まとめ
今の駅舎も随分と老朽化が進んでいることもあって、新設されてバリアフリーなどが充実するかも、という内容を見ていると何だかわくわくしてきますね。
万博に合わせてのリニューアル工事ということもあり、工事も本格化しはじめ、少しずつ昔ながらの風景が変わっていくのは寂しいところもありますが、新しくリニューアルされて快適に利用できる駅に生まれ変わるのは、今からとても楽しみですね。
また、弁天町駅以外にも、他の西九条駅などもホーム柵の整備などが進められるとのことで、万博開催前までに色々な駅が少しずつ変化していきそうです。
今回は、弁天町駅のリニューアル工事についてご紹介しました。
図などもつけてみましたので、参考にしていただけると嬉しいです。
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