一人暮らしで新しいお部屋を探すなら、できるだけ広いお部屋に住みたいと考える方が多いのではないでしょうか。
しかし、さまざまな理由からあえて狭いお部屋での暮らしを選ぶ方もいるようです。
そこで今回は、あえて狭いお部屋で暮らすメリットとデメリットをご紹介します。
ぜひお部屋探しの参考にしてみてくださいね!
狭い部屋って具体的にどれくらい?
標準的なワンルームは、6畳の居室にキッチン・バス・トイレ・クローゼットなどがあり、全体の専有面積は20㎡ほどになります。そのため、専有面積10~15㎡ほどになると”狭い部屋”という印象を持たれる方が多いでしょう。
また、ワンルームのお部屋は室内に廊下がなく、玄関を開けるとすぐに居室やキッチンなどが見える物件が多いです。
それでは、あえて狭い部屋に暮らすとどういうメリットがあるのか見ていきましょう。
比較的家賃が安い
狭い部屋の最大のメリットは何と言っても家賃の安さでしょう。周辺環境や設備が同じ物件でも、床面積の狭い部屋の方が賃料が安く設定されている傾向にあります。
家賃は毎月かかってくるものなので3千円安くなるだけでも1年、2年と積み重ねてみると、それぞれ3.6万円、7.2万円と長く住むほどその差は大きくなります。
また、お部屋探しの際に狭いお部屋を選択肢に加えることで、より利便性の高いエリアで予算内の物件が見つかる可能性も高くなります。
狭いお部屋の方が、広いお部屋と比べても冷暖房の効率がよくなります。すなわち、電気代を抑えることもできるということになります。
基本的に部屋が狭い物件は、電気の契約アンペア数自体が低いことが多いので基本料金も安くなります。
電気の無駄遣いをしなければ、その分の光熱費を抑えることができるので財布にも地球環境にも優しいということになります。
近年は異常気象とも言われるほどで、夏になるとエアコンなしでは生活できないほど暑くなり、冬は寒波で氷点下の日も珍しくはありません。
そんな厳しい気候の中でもある程度快適に過ごすためにはエアコンの利用は必要不可欠と言えます。
狭い部屋は、広い部屋よりも面積だけではなく体積も小さいので、冷やすも温めるも少ない空気のほうがエネルギーは少なく済みます。
部屋の掃除がラクになる
お部屋の掃除や整理整頓は、部屋が狭いとあっという間に終わってしまいますが、部屋が広い場合だと、その広さに応じてそれなりに時間と手間がかかってしまいます。
人それぞれの性格などにもよりますが、ちょっと面倒なことは後回しにしてしまうタイプの方は、広い部屋だとある程度部屋が散らかってからの掃除や整理整頓となるので余計に大変です。
また、広い部屋だとスペースに余裕があるという先入観から、洋服や雑誌、趣味のアイテムなどをついつい買ってしまいがちになってしまいます。
ですが、狭い部屋に住んでいると、「これを買っても置くとこないしやめとこう…」と思うようになり、自然と部屋に物も溜まりにくくなり、余計な出費を抑えることもできます。
外に持ち出していないはずなのに、部屋のどこを探しても見当たらない。といったように、こまごまとした物が室内で行方不明になってしまったという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
このような時に、広い部屋だと探さなければいけない場所も増え、さらに見つけにくくなってしまいます。
ですが、部屋が狭ければ短時間ですみずみまで見ることができるので、なくした物も見つかりやすいでしょう。
狭い部屋で暮らすデメリットとは?
では、次に狭い部屋で暮らすデメリットも見ていきましょう。 圧迫感が生まれやすい
本やCDなどのコレクションを多く持っている方は、部屋の壁際に棚を並べることが多いかと思います。
狭い部屋では特に、生活空間が棚に囲まれやすい傾向にあります。
背の高い家具や物が多いと圧迫感が生まれ、地震が起きたときの転倒も心配です。
狭い部屋では、充分な収納スペースが確保されていないケースが多く、収納不足を補うために家具を設置すると、もともと狭い部屋の生活スペースをさらに圧迫させてしまいます。
部屋が狭いと、イレギュラーなスペースを確保するのが難しくなります。
部屋を訪れてきてくれた家族や友達に、ゆったりくつろいでもらうのは少し厳しいのかもしれません。
来客用の布団を収納する場所もないため、部屋に泊まってもらう際は工夫が必要になります。
狭い部屋に暮らすメリット・デメリットについて見ていきました。
では、それらを踏まえた上で部屋が狭い物件は一体どういう人に向いているのでしょうか。
狭い部屋で暮らすメリットとして、家賃や光熱費を抑えることができるというのが挙げられますが、収納スペースがない物件も珍しくはないため、持ち物が多い方だと暮らしにくいのかもしれません。
そのため、最低限の持ち物でシンプルに暮らす「ミニマリスト」や、仕事や学業が忙しく自宅にいる時間が少なく、帰っても寝るだけという方に向いているかと思います。
あるいは、人気のエリアに安く住みたいなど、住まいの立地が最優先だと考える方にも向いていると言えます。
また、狭い部屋で快適に過ごすには周辺の施設が重要なポイントになってくることでしょう。
近隣にスーパーやコンビニエンスストアがあれば、収納を圧迫する生活用品や食品の買い置きをせずに済ませることができます。
部屋が狭い物件は、人によってはメリットになる場合もあり、反対にデメリットでしかない場合もあります。
自分のライフスタイルに合っているのかをしっかりと考えて、より良いお部屋探しをするようにしましょう。
まとめ
今回は、狭い部屋に住むメリット・デメリットについてご紹介しました。
部屋が狭い物件は、比較的家賃が安く、冷暖房の効率も良いので光熱費も抑えることができて経済的だと言えます。
ですが、その反面収納スペースにゆとりがなかったり、家具や荷物が多い方だとさらに狭くなって圧迫感が生まれてしまいます。
最低限の荷物で、最小限の生活を送りたい方に向いている物件だと言えるでしょう。
広いお部屋ばかりに注目するのではなく、あえて狭い部屋を選ぶというのも良さそうですね。
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