早いもので今年も残すところあと一週間ほどとなりました。
年末に向けて慌ただしい日々を過ごされているのではないでしょうか。年末といえば、大掃除がありますよね。
毎年のことなので、あらかじめ予定を立てて余裕を持って大掃除をする方もいらっしゃると思いますが、なかには「大掃除に何日もかけてるヒマなんてない!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このような場合は、全く掃除をしないのもありですが、やはり新年はスッキリとした気分で迎えたいですよね。
そこで今回は、年末に時間がない方でも効率良く大掃除ができる方法や意識しておきたいポイントについてご紹介します。ぜひ大掃除の参考にしてみてくださいね!
そもそもなぜ年末に大掃除するの?
大掃除のはじまりは平安時代だといわれています。平安時代の宮中では、12月に1年のすすを払って神様を迎える、"すす払い"という行事が行われていました。これが大掃除として現代に受け継がれています。
平安時代では神様を迎えるための大掃除とされていましたが、なぜ年末に行うのでしょうか。
それは、お正月の神様である年神様(としがみさま)を迎えるためです。年神様は新年に来てくれる幸せの神様といわれており、失礼のないように家の中を清める必要があったとされています。
そのため、年末に大掃除をして、家をキレイにする必要があるということです。自宅などにお客様が来る前に、念入りに掃除をするのと同じですね。
▶大掃除をする前に断捨離をしよう
大掃除に取り掛かる前に、まずは不要なものから捨てるようにしましょう。
購入してから長い間使わなくなったものなどを処分することによって、その分のスペースが空くのでスッキリとした印象を与えることができます。
なかなか物を捨てられない場合は、まず「いま使ってるか」「使ってないか」で判断するようにしましょう。なかには、いつか使うかもしれないと、ずっとしまい込んでいることもよくありますよね。
そんなときは、「いつから、どのくらい使ってないか」を考えることをおすすめします。すでに数年単位で使用していないものに関しては、今後も使う機会は少ないといえるので、思い切って処分してしまいましょう。
このように、先に不要なものを処分しておくことで「物をどかす」という行動がいらなくなるので大掃除の時間短縮にも繋がりやすくなります。
▶事前に計画を立てておく
大掃除をする範囲が広い場合でも、事前に計画を立てておくとスムーズに大掃除を行うことができます。
まず、大掃除をする前に掃除をする場所をリストアップしましょう。掃除をしながら考えると、あれもこれもと気が移りがちになり効率が悪くなってしまいます。
ですが、あらかじめチェックリストを作っておくことで、大掃除の作業量も見えてくるので、予定も立てやすくなります。リストアップに書いておきたい項目は以下になります。
チェックリストを作成する際に、あまりにも細かすぎると、逆に思ったように大掃除が進まないなんてこともあるので、掃除内容は大まかに作っておき、キレイになったなと感じる程度を目指すと進めやすいです。
大掃除に必要な掃除用具を揃える
大掃除に取り掛かる前に、必要な掃除道具を揃えておきましょう。
1.マスク
マスクはホコリを吸い込まないために必要になります。
2.軍手、ゴム手袋
水や洗剤を使うので、手が荒れないようにゴム手袋を使用しましょう。また、軍手は手にはめた状態で濡らしておくと細かい隙間汚れの拭き掃除にも使えます。
3.ぞうきん
大掃除には欠かせない掃除道具になります。使わなくなったタオルや布製品で代用することもできます。
4.歯ブラシ
いらなくなった歯ブラシを使えば、窓のサッシなどの指が入らない細かい隙間などの掃除ができます。歯ブラシを交換する際に、掃除道具としてストックしておくと普段の掃除でも使うことができます。
5.新聞紙
ホコリを払う際に床に敷いたり、高い吸水性を利用して窓の水武器をするのに使ったりと、あれば何かと便利な新聞紙。たくさん用意しておくと良さそうです。
6.バケツ
水を汲んでおけば、部屋と水場を行き来する手間を減らすことが出来ます。ベランダなどに水を流す場合にも使える便利な掃除道具です。
大掃除の際に、以下の洗剤を揃えておくと頑固な汚れでもキレイに落とすことができます。
1.重曹
重曹はとても使い勝手の良いアイテムで、洗濯槽の汚れからキッチンまわりの油汚れの掃除の他に、消臭剤として生ゴミやシューズボックスなどにも
使用することができるので、大掃除をする前に用意しておきましょう。
2.セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは、重曹よりもアルカリ性が強いので、重曹だけでは落としきれなかった油汚れに効果的です。
水に溶けやすいので、スプレーボトルに入れて使用する方法もあります。
3.クエン酸
クエン酸は酸性なので、アルカリ性の汚れに効果的です。頑固な水垢やトイレの黄ばみなどをキレイに落とすことができます。
4.酸素系漂白剤
酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤と比べると洗浄力は多少弱くなってしまいますが、安全性が高く安心して使うことができます。
普段の洗濯に使用する方法の他にも、洗濯槽にこびり付いた石鹸カスやカビの除去や、湯呑についた茶渋などにも効果的です。
さまざまな洗い物や掃除にも活用することができる便利アイテムです。
大掃除を効率良く進めるためには、以下の順番が理想的です。
1.不用品の処分
まず最初に不用品を処分しておくことで、整理整頓がはかどり、掃除がしやすくなります。
2.キッチンまわりの掃除
キッチンまわりはとくに汚れが溜まりやすい場所です。キッチンをキレイにしておくと、風水的にも運気が上がり、健康運や財運がアップすると言われています。
大掃除では、換気扇やコンロまわりの油汚れ、シンクまわりの水垢やぬめり、食器棚のホコリ、電子レンジ内の汚れなど、それぞれに合った専用の洗剤や道具を使って落としましょう。
3.水まわりの掃除
浴室や洗面所、トイレなどの水まわりでは水垢取りやカビ取りが重要になります。洗剤をかけたり、つけ置きしたりと放置時間が必要な箇所が多いので、大掃除の作業の中では早めに着手しておきましょう。
4.各部屋の掃除
天井や照明器具、壁などもキレイに掃除しておきましょう。賃貸マンションなどの集合住宅では、玄関から一番遠い奥の部屋から徐々に玄関に違い部屋に向かって掃除をしていくのがおすすめです。
5.最後に玄関まわり
風水的に、玄関をキレイにすることが成功運や金運を呼び込むとされています。玄関の床やシューズボックスの中などもキレイに掃除しましょう。
掃除をする際は、「上から下へ」「奥から手前へ」の順序で行うのが基本です。
床に掃除機をかけた後に高いところを掃除してしまうと、せっかくキレイになったところにホコリや汚れが落ちてしまい、二度手間になってしまいます。
床や棚の上などを掃除する際は、「奥から手前へ」を意識して進めることで、ゴミの取りこぼしを防ぐことが出来ます。
効率良く大掃除を進めるためにも、順番を意識しながら行うようにしましょう。
大掃除で意識しておきたいポイント
では、本題に入っていきましょう。大掃除を1日で完璧に終わらせるというのは簡単なことではありませんよね。
そこで、大掃除をするにあたって意識しておきたいポイントをいくつかまとめましたのでご紹介します。
▶完璧を求めない
大掃除は、キッチン・リビング・浴室・トイレ、その他に寝室などの家全体を掃除することになります。
そのため、基本的には部屋数が多い方が掃除の手間も時間もかかってしまいます。
ですが、その場合に家の細かいところまで気を使ってしまうと1日では終わらない可能性が高くなります。
なので、大掃除が苦に感じないようにするめに、完璧を求めすぎず数日かけてでも徐々にキレイにしていくようにしましょう。
1日で大掃除を終わらせたい場合は、「1日でこれだけやれば十分!」というように割り切った方が気持ちにも余裕を持つことができます。
まとめ
今回は、年末の大掃除を効率良く行うための方法やポイントについてご紹介しました。
大掃除を行う際は、事前の準備がとても大切です。あらかじめチェックリストなどで予定を立てておくと、スムーズに行うことができます。
新年を気持ちよく迎え入れるためにも、家の中をキレイにしておきましょう!
2020年はいつもとは違う年末年始になるかと思いますが、これもまた一つの思い出として胸に刻んでおきましょう。みなさま、良いお年をお過ごしくださいね。
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