洗濯物を乾かすのに便利な浴室乾燥機。近年建てられたマンションなどで、見かけることが増えた設備の1つです。
梅雨の時期などでなかなか洗濯物が乾かなかったり、花粉症で外に洗濯物が干せなかったりという場合に大変重宝するのがこの浴室乾燥機です。
とても便利な設備ではあるが、メリットやデメリットはあるのでしょうか。
今回は、浴室乾燥機について簡単にまとめてみましたので、ぜひお部屋探しの参考にしてみてくださいね!
浴室乾燥機とは?
浴室乾燥機というのは、その名前にもあるとおり浴室の天井にはめ込んで設置されている設備のことで、基本的に「乾燥・換気・暖房・涼風」の機能が備わっています。
外干しができないタワーマンションには必ずと言っていいほど設置されていて、浴室を換気する機能も兼ね備えていることも特徴の1つです。
よくある洗濯機などに付いているような乾燥機とは異なり、衣類をハンガーに吊るした状態で乾燥することができるので、シワになりにくいなどのメリットがあります。
では、浴室乾燥機のメリットについてもう少し詳しく見ていきましょう。
浴室乾燥機のメリット
メリット① シワになりにくい
洗濯乾燥機で衣類を乾かす方法もありますが、その機能を使うと衣類が縮んでしまったり、シワになりやすいということがあります。ですが、浴室乾燥機は衣類をハンガーに吊るしたまま乾かすことができるので、シワになったり縮む心配がありません。メリット② 暖房・冷房機能
浴室乾燥機は、乾燥だけではなく暖房・冷房の機能も備えています。
冬の浴室内は寒く、湯船から出たときの寒暖差で身体に負担がかかってしまったり、反対に夏には湯船でのぼせたりするということがありますが、浴室乾燥機には暖房・冷房機能が付いているので、それらの負担を軽減することができるのもメリットの1つです。
メリット③ カビの発生を防ぐ
部屋干しをするとなると、どうしても室内がジメジメしてカビが生えやすくなるというデメリットがありますが、浴室乾燥機であれば、浴室内も乾かすことができるので、カビの発生を防ぐことができます。
メリット④ スペースの有効活用
天候に左右されず洗濯物をしっかり乾かすことができるだけではなく、浴室内に洗濯物を干すことで、部屋干しよりもスペースを有効活用することができます。
浴室乾燥機のデメリット
デメリット① 光熱費がかかる
浴室乾燥機の機種などによって差は異なりますが、電気代は1時間あたり約30~50円と言われていて、浴室乾燥機で4時間乾かした場合で計算すると、約120円~200円ほどになります。
一方、洗濯乾燥機を使って乾かした場合は、タテ型で約90円、ドラム式で約50円ほどなので、洗濯機と比較してもかなり高く、毎日使うものなのでそれなりの出費になります。
デメリット② 干すスペースが限られている
浴室内のポールが1本しかない場合は、干せる洗濯物の量も限られ、たくさん干してしまうと空気が通りづらく乾きにくくなってしまいます。
洗濯物が多い場合は、1回では全てを干すことができず、2回に分けるとその分の電気代や手間がかかってしまいます。週末にためこんで洗濯をする方だと、その手間が面倒に感じてしまうかもしれません。
デメリット③ 使用中はお風呂に入れない
浴室乾燥機を使っている間はお風呂に入ることができません。一人暮らしであれば、自分の判断で浴室乾燥機を使うタイミングを調節することができますが、家族と同居している場合に、自分がお風呂に入りたいタイミングで洗濯物の乾燥のために浴室が使われていたら、お風呂に入れないなんてことがあります。
まとめ
今回は浴室乾燥機についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
浴室乾燥機には、メリットだけではなくデメリットもあります。バルコニーで洗濯物を十分に干すことができたり、洗濯乾燥機を持っている場合であれば、浴室乾燥機は必ずしも必要な設備ではありません。
ですが、洗濯物を外に干すことができない、天候に左右されずに洗濯をしたい、部屋干しをしたときの生乾き臭が気になるなどの悩みがある方であれば、お部屋探しの条件として浴室乾燥機を検討してみると良いでしょう。
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