キレイで使い勝手が良く、おまけに見た目もオシャレなことから近年人気の設備であるシステムキッチン。
そもそも"システムキッチン"とは何なのでしょうか？通常のキッチンと何が違うのか説明できる人は少ないのではないでしょうか。
システムキッチンとは言っても、種類がいくつかありそれぞれの特徴も異なります。
そこで今回は、この"システムキッチン"についてご紹介します。ぜひお部屋探しの参考にしてみてくださいね！
システムキッチンとは？
システムキッチンというのは、「調理台・シンク・コンロ・収納」などのキッチンでの作業に必要なパーツを一枚の天板をのせて全ての作業スペースが一体化したキッチンの事を指します。
システムキッチンは、天板で一体化しているので見た目もスッキリしていて、汚れても掃除がしやすくなっています。 最近では、多くの物件に取り入れられていてそのデザインやカラーバリエーションも豊富で充実した設備になっています。
通常のキッチンとの違いは？
通常のキッチンというのは、一般的に「ブロックキッチン」と呼ばれおり、コンロは後から設置できる置型タイプのものになります。
作業スペースとコンロやシンクが別々になっているので、隙間や継ぎ目が出来てしまい、特にコンロまわりの隙間に汚れがたまりやすくなっています。
一方で、システムキッチンは継ぎ目がないので、キッチンの掃除もスムーズにできるというのが通常のキッチンとシステムキッチンの大きな違いになります。
システムキッチンの種類とそれぞれのメリット・デメリット
システムキッチンは大きくわけて「オープンキッチン」と「クローズキッチン」というものがあります。
最近のシステムキッチンの流行りは、「オープンキッチン」です。新築物件やリフォームをした物件に多く見られるのがこのオープンキッチンになります。
ミニキッチン
単身用の物件に付いているタイプのもので、コンロとシンクが1つになったコンパクトなキッチンです。
◆メリット
・全てがコンパクトなので効率よく調理ができる
・狭いスペースならでは、必要な物にすぐ手が届く
・掃除や片付けがしやすい
◆デメリット
・調理スペースが狭いので本格的な料理には不向き
・収納スペースが少ない
I型キッチン
I型キッチンとは、ペニンシュラキッチンに似ていて、コンロからシンクまでが横一直線に「I」の字のように並んでいるキッチンのことを指します。キッチンの前にカウンターがあるので、セミオープンキッチンとも呼ばれています。
◆メリット
・キッチンまわりの生活感を隠すことができる
・賃貸物件にも多く扱われている
◆デメリット
・横長なので広すぎると作業効率が落ちる
L型キッチン
L型キッチンとは、その名の通りキッチンがL字型になっているキッチンのことです。
◆メリット
・作業スペースを広くとれる
・調理と配膳などの移動が楽
◆デメリット
・設置スペースに広さが必要
・食器棚などの配置が難しい
アイランド型キッチン
アイランドキッチンとは、島(アイランド)という言葉の通り、キッチン本体と壁が接することなく、島のように独立しているキッチンのことを指します。
◆メリット
・開放感がある
・家族とのコミュニケーションがとりやすい
・作業スペースが広いので、家族と一緒に料理ができる
・オシャレなキッチンが多く高級感がある
◆デメリット
・キッチンに広さがないと圧迫感がある
・リビングやダイニングから丸見えなので、常にキレイにする必要がある
・ニオイがダイニングやリビングに充満しやすい
ペニンシュラ型キッチン
ペニンシュラとは、半島という意味を持っていて、キッチン(島)の左右どちらかが、壁に接しているオープンキッチンのことを指します。
◆メリット
・開放感がある
・壁側にコンロがあるので油はねなどの汚れが飛びにくい
◆デメリット
・収納スペースが不足しがち
・ニオイがダイニングやリビングに充満しやすい
まとめ
今回はシステムキッチンについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか？
システムキッチンにも色々な種類があり、それぞれの特徴も異なるということがわかりましたね。
最近では、便利でオシャレなシステムキッチンも増えているので、お部屋探しの際にチェックしてみてくださいね！
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