お部屋探しをしているときによく目にする「メゾネット」と「ロフト」。
どちらも室内に階段があるという特徴を持っているのですが、一体何が違うのか気になりますよね。
そこで今回は、この「メゾネット」と「ロフト」の違いについてご紹介します。
ぜひお部屋探しの参考にしてみてくださいね！
そもそもメゾネットって何？
まず、メゾネットというのは"複層住戸"のことで、1つの住戸が2層以上で構成されている物件のことを言います。
一般的にマンションのお部屋と言えば、平屋のようなフラットタイプの間取りを想像される事が多いですが、このメゾネットでは、建物の共用部分につながる階とは別に、室内にある階段から出入りできる階があります。
2階建ての戸建てのような感覚で、一世帯が借りるお部屋が1階と2階でわかれているというイメージです。
▷ロフトとは何が違うの？
メゾネットもロフトも室内に階段があるという共通点がありますが、どちらも大きな違いがあります。
建築基準法では、天井の高さが2.1m以上あれば部屋として認められていますが、ロフトはこれを満たしておりません。
なので、ロフトは"部屋"ではなく床面積にも含まれない「屋根裏部屋」という扱いになります。
これに対して、メゾネットは2階部分も居住空間として床面積に含まれ、キッチンやトイレなどの水回りを設置することもできます。
メゾネットのメリット・デメリット
▷メゾネットのメリット
・2階部分があるので、階下に気を使わなくても良い
・寝室やリビングなど目的に応じて使い分けやすい
・1階と2階にベランダや窓があるので採光や風通しが優れている
・賃貸でも戸建てのような感覚で住むことができる
▷メゾネットのデメリット
・部屋数が増えるので日々の掃除が大変
・荷物の持ち運びや日々の階段の登り降りが大変
・子どもがいる場合、階段での事故の危険性がある
・吹き抜けがある分、エアコンの効きが悪くなる
ロフトのメリット・デメリット
▷ロフトのメリット
・ロフト部分を寝室にすれば部屋を広々と使える
・収納スペースとして有効活用できる
・天井が高いので開放感がある
・部屋をおしゃれに見せることができる
・急な来客時でもロフトに物を隠すことができる
▷ロフトのデメリット
・階段の登り降りが面倒
・掃除がしにくく、ほこりが溜まりやすい
・天井が高い分、冷暖房の効きが悪くなる
まとめ
今回は、メゾネットとロフトの違いについてとそれぞれのメリット・デメリットについてご紹介しました。
メゾネットは、マンションではあるが一戸建てのような感覚で住むことが出来ます。
ロフトは使える面積が広がるだけではなく、秘密基地のような感覚を味わうことができます。
どちらもオシャレで開放感があり、メリットも多いですが実際に暮らしてみると出てくるメリットもあるということを頭の片隅に置きつつ、お部屋探しの参考にしてみてくださいね。
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