お部屋探しの際に、物件情報に必ず出てくる「築年数」。物件選びの基準の一つとして、重要視する方も多いのではないでしょうか。
新しければ新しいほど室内もキレイで設備も最新のもので揃っていますが、やはりそれなりに家賃も高くなってしまいます。
築浅物件だからといって必ずしも良い物件ではないなんてこともありますので、気をつけたいところです。築年数が少し古い物件でも、快適に住める物件なんかもたくさんあります。
なので、今回はそういった物件を見つけやすくするために築年数の目安についてご紹介します。
ぜひお部屋探しの参考にしてみてくださいね♪
築年数というのは、"建物が完成してから経過した年数"のことで、人間でいう年齢みたいなものになります。築年数ごとにそれぞれの呼び方があるので、そちらもご紹介します↓
築古というのは、完成してから30年以上経過した物件のことを指します。
だいたい築30年以上が「築古物件」だと言われています。
▷築浅(ちくあさ)物件
築浅とは、だいたい築5年以内の物件のことを指します。
不動産会社によっては、築3年以内を築浅物件として扱っているところもありますが、一般的には築5年以内の認識になります。
▷新築(しんちく)物件
新築というのは、建物の完成後に誰も入居していなく、なおかつ築1年未満の物件のことを言います。
「誰も入居したことがない or 築1年未満」のどちらか1つでも条件が外れた場合は「中古物件」の扱いになります。たとえば、1週間だけでも誰かが入居をすればその時点で中古物件になります。
メリット
✓外観・室内がキレイ
新築・築浅物件の最大のメリットは、築年数が浅いので外観も室内もキレイということです。
前の入居者が生活していた痕跡もありませんし、汚れも当然ながらありませんので、快適に生活することができます。
✓充実した設備
新築・築浅物件の設備は、バスルームや浴室乾燥機、オートロックや防犯カメラ、宅配BOX、TVモニター付インターホンなど最新の設備が備えられているので暮らしていく上で困ることはありません。
デメリット
✓家賃が高い
新築・築浅物件のメリットは、やはり築古物件と比較してもその家賃が割高になってしまうということです。設備などが豊富に揃っているので、充実した設備を重視している方にはメリットがありますが、そこまで設備や築年数にこだわっていないという方には、家賃が高いというのはデメリットになってしまいます。
✓設備などの不具合がある場合がある
設備の不具合や新築特有のニオイというのは、住んでからしか分からないことなので気づかないまま入居してしまうというケースもあります。
シックハウスの対策がきちんとされていない物件だった場合、シックハウス症候群になり頭痛や目眩や吐き気などを起こしてしまう可能性がありますが、最近の物件ではシックハウスの対策がきちんとされています。新築物件に入居した際は、万が一のために数週間はしっかりと換気をするようにして下さい。

メリット
✓家賃が安い
基本的に、築年数がある程度経過している物件は家賃が安くなります。
築年数が10年くらいであれば、設備が新しい可能性もあります。
✓新築・築浅物件よりも選択肢が多い
新築・築浅物件はやはり人気の物件になるので、比較的築年数の古い物件の方が空室が多い傾向にあります。物件選びの際に、築年数のハードルを下げることでより多くの物件からお部屋選びが出来ます。
✓リフォームやリノベーションをした物件がある
築年数が古い物件に多く見られるのが、リフォームやリノベーションを行い、まるで新築のように、室内が劇的にキレイになっている物件もあります。
室内は新築同然のキレイさでありながら、家賃が新築や築浅物件よりも安くなっていることが多いのでそういった物件に巡り会えたら得した気分になりますよね。
デメリット
✓設備面で物足りなく感じてしまう
新築・築浅物件は、浴室乾燥機や宅配BOXなどの設備が充実していますが、築年数が古い物件では、こういった設備がほとんど付いていないです。そのぶん家賃は安いですが、物足りなく感じてしまう方もいらっしゃると思います。
✓耐震性や建物の強度が不安に感じてしまう
築年数が古いと、耐震性や建物自体の強度が心配ですよね。
ですが、昭和56年に耐震基準が大きく見直され、それ以降に建てられた物件であれば新築・築浅物件よりも劣ってしまいますが木造でも耐震基準をクリアしています。
それ以前に建てられた物件は、新耐震基準を満たすように耐震リフォームがされているのかをチェックする必要があります。
◆建物が劣化し始める年数
築10年~15年 | 建物の劣化が少しずつ始まってくる。エアコンや給湯器の寿命は約10年。 |
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築16年~25年 | 室内の床が傷んできたり、壁紙などに使用感を感じる。 |
築26年以降 | 建物自体が古い。水道管などが劣化して水トラブルが起きやすくなる。 |
◆築年数が古い物件を選ぶ際のポイント
■新耐震基準をクリアしているか確認しましょう
耐震性が心配な方は、1981年6月1日以降に設計して建てられた物件に絞ることをオススメします。
■メンテナンスがされているかどうか確認しましょう
建物のメンテナンスをしっかりとしていなければ、劣化も早まります。
築年数が古くても、メンテナンスがしっかりとされていればしっかりとしたお部屋に住むことができます。内覧したときに、傷や汚れの有無を見ればメンテナンスがされているかいないのかをある程度把握出来ます。

今回は「築年数」についてご紹介しました。古いからといってボロボロというわけではなく、中にはリノベーションとして劇的にキレイになっている物件もあり、なおかつ家賃も安めに設定されていることが多いので視野を広げて探せば得することもあります。
築年数のハードルをある程度下げることで、探せる物件の幅も広がりますので、ぜひお部屋探しをする際に参考にしてみてくださいね!
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